乾癬(かんせん)|肌トラブル|皮膚の病気

乾癬(かんせん)とは

乾癬をひとことで表現すると、皮膚が白っぽくうろこ状になる慢性皮膚疾患です。皮膚が赤く隆起したり、死んだ細胞(角質細胞)が銀色の白い鱗屑でうろこ状になったりして、フケのようにホロホロと剥けていきます。

良くなったり悪くなったりする慢性疾患ですが、他人に感染させるようなことはありません。男女差はありませんが、成人期、特に中年期の方が多いです。

乾癬の特徴

  • 皮膚が赤くなる
  • 皮膚がフケのようにボロボロと剥がれる
  • 人から人にうつることはない

乾癬の発症部位

ほとんどの場合、頭から始まり、徐々に全身に広がっていきます。肘や膝、腰にも発生することもあります。

  • 頭から起こることが多い
  • その他の部位

脂漏性皮膚炎との違い

皮脂を多く分泌する部位(頭、顔、脇の下)に多く見られ、紅斑や黄色っぽい脂性のフケが特徴です。乾癬は皮脂を多く分泌している部分だけでなく、体のどの部分にも現れることがありますが、髪の生え際だけに現れる場合は見分けがつかないこともあります。

乾癬の原因

乾癬は遺伝的素因が原因と考えられていますが、それ以外にも様々な要因が考えられます。食生活・メタボリックシンドローム、季節性(紫外線で改善する)、感染症既往歴、精神的ストレスも影響することが指摘されています。

最近の研究では、免疫系の異常が乾癬の発症に関与している可能性があることが示されています。免疫とは、細菌やウイルスに対する体の自然な防御システムのことです。これらの研究では、乾癬は、サイトカインが過剰に分泌されることで、皮膚や関節に症状が出ることが原因と考えられています。

乾癬の治療法

乾癬の治療は、大きく分けて4つに分けられます。治療は外用薬(ステロイド外用薬)が主で、重症例では光線療法や内服薬(免疫抑制剤)が用いられます。これらの治療法で効果がない場合は、生物学的製剤が使用されることもあります。

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