肌タイプの見分け方|スキンケアの知識と教養

肌タイプは「水分量」と「油分量(皮脂量)」で決まる

肌タイプは人それぞれですが、一般的には、乾燥肌、普通肌、脂性肌(オイリー肌)、混合肌の4つに分類されます。これらの肌タイプは、角質層に保持される水分の量と、皮脂腺から分泌されて肌表面を覆う皮脂の量によって決まります。

普通肌は、水分量と皮脂量が適切で十分に保湿された状態です。皮脂量の過剰な状態が脂性肌で、ベタつきによる油焼け(赤ら顔)や、ニキビのような肌トラブルが生じやすい肌質です。乾燥肌は、水分や皮脂が少なく、カサつきによる肌荒れを起こしやすいことが特徴です。混合肌は、部位によって乾燥肌の特徴と脂性肌の特徴を示します。

普通肌という名称は「多くの人がこの肌タイプである」と誤解を招きかねないため、「ほとんどの日本人の肌質は混合肌である」という事実を紹介しておきます。

スキンケアの基本は、肌タイプに合わせて、余分なもの(過剰皮脂等)を取り除き、足りないもの(水分等)を補うことです。このため、「自分の肌タイプを正確に把握すること」が先決で、「どのようにケアするか」は次の話になります。

自分の肌タイプを診断したことがありますか?デパートの化粧品売り場に行けば、美容部員の人たちにアドバイスをもらえますし、銀座のパナソニック・ビューティー・サロンに行けば、より精密に肌情報を取得することができます。

肌タイプを知らずにメイクやスキンケアを続けていると、肌トラブルを起こしてしまうかもしれません。デパートや銀座のパナソニック・ビューティー・サロンに行かなくても、自分の肌タイプを簡単にチェックできる方法を紹介します。是非、試してみてください。

肌タイプの見分け方(簡易チェック)

  • ステップ1
    洗顔料で顔を洗います。
  • ステップ2
    洗顔後、何もつけずに20分ほど放置します。
  • ステップ3
    自分の肌の状態を確認します。

乾燥肌の見分け方

もし顔が乾燥してカサカサしている場合は、乾燥肌です。

普通肌の見分け方

もしテカリもカサつきもない場合は、普通肌です。

脂性肌(オイリー肌)の見分け方

もし顔全体が脂っぽくテカっている場合は、脂性肌です。

混合肌の見分け方

もし、カサカサ感のある部分とテカリのある部分が両方ある場合は、混合肌です。

乾燥肌、普通肌、オイリー肌、混合肌のスキンケア

乾燥肌

この肌タイプは、皮脂量や水分量が少ないため、乾燥によるカサつきが起こりやすい状態にあります。乾燥したまま放置すると、肌荒れや小じわのリスクがあるため、丁寧な保湿ケアが欠かせません。

普通肌

この肌タイプは、油分と水分のバランスが取れており、ごく一般的なスキンケアで十分です。ただし、季節や環境によって肌の状態は変化しますので、これに合わせたスキンケアの工夫は必要です。

脂性肌(オイリー肌)

この肌タイプは、皮脂の分泌量が過剰なため、油焼け(赤ら顔)になりやすかったり、ニキビができやすかったりします。余分な油分を取り除くためには、きちんと洗顔することが大切です。また、皮脂の分泌を抑える効果のある収斂化粧品を使用することも方法の1つです。

混合肌

このタイプの肌には、油分が多い部位(Tゾーンなど)と、カサカサしている部位(頬や口の周りなど)があります。それぞれの部位に対し、それぞれの必要性に応じてスキンケアを変更する必要があります。

年齢や季節によっても変化する肌タイプ

自分の肌タイプは自分が思っている通りのものだとか、自分のスキンケアが正しい等と思い込むのは早合点です。スキンケアの核心はまだずっと先にあります。例えば、肌タイプに合わせてスキンケアを行うことは上策ですが、同じことをずっと繰り返すのは下策です。

肌タイプは永遠に同じというものではなく、年齢や季節によっても変化します。

例えば、年齢を重ねると、角質層の水分保持能力や皮脂腺の機能が低下して肌タイプは乾燥肌に傾きます。また、乾燥した冬やエアコンの効いた環境で過ごすことも、肌タイプが乾燥肌に傾く要因になることが知られています。

肌タイプは「年齢や季節、環境に応じて変化するもの」と知り、自分の肌を観察する習慣をつくり、変化に合わせてスキンケアを見直し続けることが大切です。

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ライター:田村風威